2020/01/09 川崎フロンターレ 今オフの課題①
二日続けての更新。
今日、川崎フロンターレの2020年の
契約合意選手が発表された。
毎年この発表が行われれば
選手の補強や放出、スタッフの入れ替えは終了
という認識でいる。
2019年は、リーグ3連覇はもちろん、
タイトルすべてを獲得するための
補強を行った。はずだった。
しかし、ルヴァン杯を獲得したものの、
リーグは4位、ACLは予選リーグ敗退、
天皇杯は優勝した神戸に破れベスト16という
結果に終わった。
上記の結果、昨シーズンを通して感じたこと、
また、SNSでも見られる意見を集約すると
今オフの課題はこんな感じだったんじゃないかと。
◆今オフの課題①
配置の整理や選手の特性を引き出す戦術、戦略の
落とし込みに必要な人材
この2チームについては、
2019年のホームの試合を観戦したが、
正直勝てる気がしなかった。
神戸との試合は、
ボールは握れるが、大島が欠場していたせいか、
効果的な崩しができなかった。
前線からの守備は途中まで悪くはなかった。
特に、昨シーズンツイッター上で批判されていた
家長も前線からのプレッシャー、その後のプレスバックも
激しくかけていた。
ただ、田中碧と下田の2人が同時に上がってしまったため、
カウンターで後手を踏んでしまい、
古橋とビジャに質的優位で先制点を与えてしまった。
その後は、ボールを保持される時間も長くなり、
神戸ペースでゲームを進行されてしまった。
横浜との試合は、
前半10分までに点を取られなきゃいけるかな〜
とか思っていたら右サイドを数的→マテウスの質的優位で
殴られて先制されると、その後は終始相手ペース。
ダミアンの個人能力で打開していき
なんとか一点を返すのがやっとだった。
この2チームに勝つためにも、
選手の配置や個人の力を活かせる
戦術の落とし込みが必要かなと。
自分的には、フロンターレを好きになったきっかけが、
2012年に就任した風間監督の考え方だったので、
チームの決まりごとを決めたりする必要もないと思っていた。
個人の能力が最優先であるので、
ざっくり、誰が出ても同じサッカーをする、
というチームが好きではなかった。
ペドロヴィッチの影響を受けた広島や浦和なんかが
当時はそんな感じだった。
だけど、チームの決まりごとがはっきりした上で、
個人の能力が出せれば、そりゃチームが強くなるなと。
そういったクラブの方針のおかげで、
今オフのマリノスはかなり的確な補強をしていた。
羨ましい・・・。
その戦術を、鬼木監督がチームに落とし込めるのかは
現段階では難しそう。
また、米山ヘッドコーチが退団した後釜に期待したが、
岡山から戸田光洋か加入し、実現できるかちょっと厳しそう。
(戸田さんがうまいことやれる人ならすみません!)
なので、今オフの課題①は、
正直解決されないまま2020年のシーズンを
戦うことになりそう。
◆今オフの課題②
2019年を通して固定できなかった右SB、
年齢による衰えとプレースタイルにより
力を発揮できていなかったソンリョンに
代わるGKの補強
本当はこっちをメインに書きたかったのだが、
課題①が長くなってしまい疲れたので、
また今度書きます。。。